2014年

3月

18日

百合姫5月号発売です。

今月号の百合姫に、「天使がいた日」を掲載させていただきました。

 

 

私が百合漫画家になったら描きたかった三大テーマ(ネタ?)

 

1!いじめ!

2!アイドルもの!

3!

 

…が、これです。

 

 

1は「最低女神」で、2は「キラキラの中身」で描いたので

最後の砦(?)が描けて、個人的にはやりきった感があるのですが

 

なにはともあれ……

 

読者様の反応がこえええ……!

ツイッターでエゴサーとかもうできないね。

 

 

最近バッドエンドっぽいの描いてなかったので

びっくりさせてしまった方がもしいらっしゃいましたら申し訳ないです。

フォロワーはずさないでいてくださると有り難いのですが…。

もう暗いの描くつもりないし…

 

単行本発売の近いセンシティブな時期に何を怖いことやってんだろうか私は…。

あの時は描きたすぎて、わけがわからなくなっていました。こわい。

本当はもっともっともっと悲惨だったんだけれど直してこれです。

 

 

漫画家になった時、

自分が描きたいものを描きたいー!と思っていたのですが

徐々に、人を楽しませたいとか幸せな気分になってもらえたらとかいう

気持ちが芽生えました。(いや、最初から持っておけよと言われるとそうなのですが;)

 

その前に自分のやりたかったことをやってしまえば、もうなんにも悔いはないだろうと思ったのです。

1や2の題材はともかく、

3の題材は「これは百合姫では描かない方がいいだろう…」と思って今まで置いてたのですが

やっぱりいつまでも残していると未練が残るなと思いまして…。

3の題材じゃなければ表現できない百合もあると思うので、描きました。

 

「天使がいた日」は、私にとっては区切りになる作品です。

 

 

ただ、次の単行本を出すためには、「イノセントノイズ」が売れなければ出せないわけで…!

ある意味賭けなわけです!こわい!

買って…いただきたい…!

こんな私ですけど…漫画を続けたい気持ちは変わらないのです。

 

 

4月に新刊「イノセントノイズ」発売です。

 

ではでは。

 

コメントをお書きください

コメント: 9
  • #1

    衣類 (水曜日, 19 3月 2014 22:01)

    井村先生はじめましてこんにちは。

    題材が題材だけに、ストレートに「面白かった!」とは言いにくいけれど、「天使がいた日」、興味深く読ませていただきました。

    レイプ,性風俗といった、男からの剥き出しな性欲のドぎつさ,醜さと、それによって崩されてしまう「女子高病」(=百合)的な儚い世界の対比が、哀しくて美しくて良かったです。
    男女モノでは描けない、百合漫画でしか描けない表現のひとつだと思います。

    ラストの詩織のモノローグも良かった。
    詩織にとって美波を見かけたことは、結局 現状を変えるでもない、何の救いにもなってないことがらなのかもしれないけれど、
    「ありがとう」という最後の台詞が、読者にとっては未来を感じられる、救いがある台詞に思えました。将来、詩織がまた立ち直れるような…。

    井村先生の載ってない『百合姫』なんて、想像すると「クリープのないコーヒー」(オッサン的表現)ぐらい味気ないです。
    単行本はもちろん次号『百合姫』の「hime cafe」も期待してます!

  • #2

    e-nikki (木曜日, 20 3月 2014 07:12)

    衣類さま

    はじめまして!

    お読みいただきありがとうございます。

    >レイプ,性風俗といった、男からの剥き出しな性欲のドぎつさ,醜さと、それによって崩されてしまう「女子高病」(=百合)的な儚い世界の対比

    わーまさにそれが描きたかったんです−!闇が深ければ深いほど光が輝く…的な…。
    最近は、「百合=綺麗な世界、繊細」というよりは、女の子同士がキャッキャウフフ、とかあるいは、もっと勢いのある少年漫画的な百合になってきている?と感じたので、今後はますますこういうの需要減りそうだなと思いまして今のうちに…!っていうのもあったりして。

    >詩織にとって〜
    わ〜素敵な感想ありがとうございます。
    ほんの少しだけですが、光をいれてみました。

    私がクリープなんて…!恐れ多い…!
    hime cafe私も楽しみです!

  • #3

    才能ありまくりだと思う (木曜日, 20 3月 2014 13:55)

    正直はじめは井村先生を軽く見てました。
    しかし今では「すごい才能ある人だなあ」と思います、本当に。
    それにしても、今月号のは、きつかった・・・ただああいうのを描けるのも才能があるからだと思います。
    コミック売れなければ云々とありましたが、もし万が一そうなっても、「井村瑛」という才能、この才能には消えないでほしいと心から思います。

  • #4

    e-nikki (木曜日, 20 3月 2014 20:13)

    ありがたいお言葉、感謝です…。

    コミックスが売れなければ雑誌に載らない、というのは、全漫画家にいえることです。
    商業である以上仕方のないことですね…。でもそういう淘汰があるからこそ、面白い漫画が生み出されるんですね!

    これからも頑張ります!ありがとうございます。

  • #5

    雪囲 (土曜日, 22 3月 2014 16:56)

    井村先生、はじめてコメントさせて頂きます。
    主に百合姫や単行本で、先生の作品を愛読させて頂いております。

    今回の作品「天使がいた日」は、百合作品では扱いづらい題材を逃げずに真正面から描いた作品であり、私にとっても心に深く残る作品であり、百合というジャンルが今後さらに物語の深さを深めていく上でその意義は小さくないと思いました。作品として訴える力は横綱級であり、井村先生の才能はすごいものなのだとおもいました。

    「きつかった」という感想をお見受けしますが、正直なところ私もきつかったです。
    主人公が不幸になり、不幸な状況を抜け出すことができないまま終わってしまうように思え、ラストで主人公は想い人が今も変わらず自分を想い続けていることを知り、わずかに主人公の心に光が差しますが、それはあくまで心の問題であり、状況は変わっていないように思えます。
    読んでから時間のたった今でも、主人公のことを思うと心が痛んでしようがないです。

    主人公は、自分は汚れてしまった、自分には想い人にふさわしい価値が無くなってしまった、だが自分の受けたことがなんでもないことならば、自分の価値は変わらない、想い人の想いを受け入れることができるようになる、と思っているようにおもえます。

    ですが、性暴力を受けたからといって、その人の価値は決して損なわれることは無いと思います。
    これは全ての性暴力被害者について言えることだとおもいます。
    美波だって、真実を知っても詩織への想いは変わらないはずです。

    もちろん真実を知れば、美波もまた激しく苦しむでしょう。
    ですがそれは、詩織の苦痛を思ってのことであり、何の力にもなれなかった、何の相談もしてもらえなかった自分への怒り、悔しさからだと思います。なにせただの傍観者である私ですら、こんなに心を動かされているのですから。

    できれば単行本収録時は、詩織と美波が二人で困難を乗り越えていく後日談を掲載してほしいです。

    実のところ、今後は百合姫を発売日には購入せずにネットでどのような傾向の作品が掲載されているかを調べ、性暴力を扱っている作品がある場合は購入を控えることをちょっと考えたのですが、こちらのブログで井村先生の深いお考えや熱意、お覚悟を拝見して、その考えは改めました。
    「イノセントデイズ」の購入も躊躇していたのですが、購入します。
    次号百合姫のhimeCafeも楽しみにしております。

    乱文なにとぞご容赦下さい。
    これからも応援しております。

  • #6

    雪囲 (土曜日, 22 3月 2014 17:03)

    先ほどのコメントの下から4行目で、4月の新刊単行本のタイトルを間違えました。
    申し訳ございません。

  • #7

    e-nikki (土曜日, 22 3月 2014 22:15)



    雪囲さま

    はじめましてこんにちは。
    お読みいただきありがとうございます。

    たしかにきつい内容でしたね。そしてほとんど救いのない話でした。

    不幸な状況を抜けだせないまま終わること、
    主人公の心理的な流れ、
    被害を受けても価値は変わらないこと、
    また美波の心情なども、書いてくださった通りだと思います。

    それでもバッドエンドにしたのは、性暴力がきっかけでハッピーエンドになるお話にはしたくなかったからです。
    少なくとも16pでは。
    もちろん、被害にあった人はハッピーエンドになれない、ということでは決してなくて。
    短編読み切り漫画として、あの題材を使っておいてハッピーエンドにするのは、
    なんだか、いろいろなことを軽んじているような気持ちがしました。
    バッドエンドは私も正直好きではありません。
    でもこの16pの中でだけはハッピーエンドにはしないと決めていました。

    心を痛むのは良心があるからで、心が優しいから、人の痛みを想像できるからだと思います。
    良心の所在を痛みによって確認するのがバッドエンドの醍醐味なのかもしれません。なんて。
    あ、すみません調子にのりました…。

    描きおろしのリクエストありがとうございます!
    ただ、4月18日発売ということで…日も近いので…もごもご どうなるか…

    事前にリサーチしてから買うのは賢いやり方だと思いますよw
    ただ私のブログで考えを改めていただけたことは、純粋に嬉しいです。

    励みになるメッセージありがとうございました。
    himeCafe私も楽しみです!

  • #8

    kyuukon (日曜日, 23 3月 2014 14:41)

    井村先生初めまして。僭越ながらコメントさせて頂きます。
    先生の「天使がいた日」読ませて頂きました。
    前作のハッピーエンドとは打って変わった作品になっていて少し驚きました。
    百合というジャンルではあまり見かけないお話でバッドエンドだったので賛否両論あると思いますが、自分としては今回のような重い話を描いた先生は素晴らしいと思います。

    先生が描いた今作は暗いお話で主人公が不幸なまま終わるお話でした。
    だからこそよくある幸せな展開やハッピーエンドで終わる作品とは違って、現実に近い辛さを含んだドロドロした作品になっていたと思います。
    先生ご自身もこの作品はバッドエンドで終わらせたかったと仰っていましたが、自分の考えとしては詩織と美波が二人でいるという幸せがなくなっただけだと思います。
    最後のシーンで詩織が美波を見つけた事により詩織も幸せになれると思います。
    二人一緒に幸せになる道が消えたバッドエンドだとしても、これからの道で詩織は自分自身の幸せを見つけていくと思います。
    詩織が立ち直った頃には美波と一緒に会話ができると良いです。

    長々とすみませんでした。
    四月発売の「イノセントノイズ」は絶対に買います。
    これからも応援しています。お体にはお気を付けて頑張って下さい。

  • #9

    e-nikki (月曜日, 24 3月 2014 09:12)

    kyuukonさま

    はじめまして。
    賛否両論あるなか、肯定的な意見をもっていただきありがとうございます。

    >二人一緒に幸せになる道が消えたバッドエンドだとしても、これからの道で詩織は自分自身の幸せを見つけていくと思います。

    そこまで考えてくださるとは…作者冥利に尽きます。
    起承転結としてはバッドエンドで終わらせていますが、その後どうなるかといったらそれはもうハッピーエンドですよ。
    私はハッピーエンドが大好きですから!
    どんな状況になっても、幸せになるかどうかはその人の考え方次第だと思うのです。
    詩織は本来向上心がある性格ですから、自分一人でも、あるいは美波と一緒にでも、
    立ち直れる可能性は十分に秘めていると思います。


    応援ありがとうございます。
    季節の変わり目、健康には十分気をつけたいですね。