「かぐや姫の物語」感想

仕事が一段落したので、昨日はお休みとすることにしました!

 

そして「かぐや姫の物語」を観てきた!

まどマギの映画観たとき予告が流れてて気になってたのだ~。

 

 

以下感想。

ネタバレ注意です。

めっちゃネタバレしてます。

最後のシーンまで書いちゃってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう一度書きますがネタバレ注意です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの墨っぽい絵で全編いくのかなと思っていたんだけど、やはりそうだった。

最近のぬるぬるした動きじゃなくて、がさっとした動きで、躍動感を感じる。

ただ、アナログっぽさだけじゃなくて、しかるべきときにはCGっぽさも取り入れてて、

なんていうかツールを使いこなしてる感がすごかった。

 

個人的にはかぐや姫の髪の質感が好き。

私は巻田はるかの、かすんだ墨の髪の毛が好きなんだ。

 

 

声優は全く予習せずに観たので、エンドロールで驚かされた。豪華な面々…!

伊集院光は、かぐや姫に求婚する五人の貴公子のなかで一番伊集院っぽいのが伊集院。

いや~~声がみなさん素晴らしかった…!

とくに翁…。調べてみると地井武男さんだったのね…。

開始10分で翁がかぐや姫を「おいでおいで」するシーンで泣かされました。うう…溺愛おじいちゃん…。

 

 

ストーリーは「竹取物語」の流れに沿って、鑑賞者がかぐや姫に共感できるように作られている。

 

キャッチコピーは「姫の犯した罪と罰」

私はこれに興味をそそられた。

かぐや姫に、そんな印象はなかったので。

 

映画を観てから調べてみると、姫が罪を犯したというエピソードは、原作「竹取物語」にも書かれていることだった。姫が罪を犯して、その罰として地球に行かされたことがちゃんと記されているのね。

(知り合い二人に話してたらどちらも知ってた…。「授業でやったよね」って言われた…。

 すいません、授業中は落書きしてるか寝てました…)

 

かぐや姫を迎えにくるシーンで、月の人が

 

「かぐや姫は罪をつくり給へりければ、かく賤しきをのれがもとに、しばしおはしつる也。
罪の限果てぬればかく迎ふるを、翁は泣き嘆く、あたはぬ事也。はや出したてまつれ」

 

と言っている。

これは

 

「かぐや姫は罪を犯したので、お前のいるこのような汚れたところにいるのだ。

 罪は終わったのでこうして迎えにきているのに、なぜ泣く?はやく見送ってやりなさい」

的な意味。

 

 

一体どんな罪なのか、原作では明記されていないらしい。

不倫説とかもあるようで。

 

 

 

「かぐや姫の物語」での、姫の犯した罰とは一体なんだろう?

 

まず、月世界の人(以下:天上人)からみた月と地球の印象をまとめてみる。

(『』は映画のなかでの台詞。)

 

 

 … みんな争いごともなく、穏やかに暮らしている。極楽のような世界。

    みにくい、つらい感情などはなく(というか感情そのものがない?)心がざわつかない。

    生きていない状態(死とか、生まれる前)

 

地球 … 『禁断の地』『心がざわつく場所』

     憧れてはならない。流刑地にされるような場所。

    生?

 

月にいた頃のかぐや姫は、地球に行った経験のある天上人に出会っている。

その天上人が地球の歌を歌っている姿に魅せられた姫は、「自分も地球にいって生きてみたい」と思ったのよね。

天上人は地球を『禁断の地』と称しているので、この気持ちは罪なのだろう。

その罰として、地球におろされたんだろうな。

姫の台詞『生きるために生まれてきた』は、月側から見ると贖罪なのかな。

 

生まれ落とされて、いろいろとつらい想いをした姫は、自分が天上人だったことを思い出し、月に帰りたいと願う。

でもおじーもおばーも捨丸も大好きなので、やっぱり帰りたくない。

でも一度願ってしまったので天上人は迎えにくる。(「月に帰りたい」という気持ちが贖罪完了の証なのかしら…)

天上人は「もう罰は終わったから苦しまないでいいのよーこの衣をはおって忘れましょうねー♪」って言うけど

姫は、いや苦しみもどんな想いも輝いていてそれが生きるということでみたいなことを力説するけど

やさしく衣をはおらされてフッと無感情になってしまう(ここ切ない…)

そして月に帰っていく…。

月に姫の赤ちゃんだった頃の姿がうつされて終わり。

この演出は、生きるということをまだ知らない段階にもどったということでしょうか…。

 

 

月の世界からすると、「生きたい」と願うことが罪で、

地球の世界からすると「死にたい」と願うことが罪って感じで陰陽模様のようになっているのかなー。

死にたいと願っても、本当は別れたくない色んなものがあるんだから、いざそれと別れるとなったらつらいよね。

自分が一旦願ってしまったのなら尚更。それが地球においての罰なのか。

でも願わなくても死ぬしな。どうなんだろう。

死にたくない死にたくないと思いながら死んだってそれはそれでつらいしな。ちょっと分からなくなってきた。

 

 

 

 

 

長くなったので、難しいこと考えるのはこの辺でやめとこう!

 

一つだけもやっとしたのは、姫と捨丸が再開するとき、捨丸には奥さんと子供がいたのに

姫といちゃいちゃするところや!不倫やないか!結局夢オチやったけど!

そこも「罪と罰」理論で考えていけばいけなくもないけど感覚的にやでした!不倫萌えない!

捨丸はあののっぺり顔の奥さんを大切にして!

 

一番好きなキャラは女童。

姫とのツーショット癒される…!

あれの二次創作あったら買う。えんえん羽子板とかで遊んでる漫画ください。